イマニ イクミ
Imani Ikumi
今仁 生美 所属 外国語学部 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2007/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 計算機における集合と個体の扱いについて (Set and Indivisuals in Computers) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 名学大論集 言語・文化篇 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 18-2. |
著者・共著者 | 宝島 格 |
概要 | 集合とその構成要素である個体を計算機で扱うための理論的基礎は、実際に扱うためのものとしては未だ確立されていない。通常行われるような、集合を個体の集まりであると定義する方法では、実際の計算機がどのように動作すべきかがはっきりしない。本論文では集合を個体の集まりとしてではなく、それ自身が一つの個体であるように扱うことを提案し、その際に集合独特の性質をどのように扱うべきかを定めた。集合は単なる個体と異なり、分割や再統合を許容し、単なる個体を「構成要素として含む」という性質もある。こうした性質が直観的な集合の性質と合致するためには、計算機がどのように動作すべきかを定め、それにより人間が直観的に行っている集合の操作を実現できるようにした。そもそもの問題提起や全体の構想は両著者の共同により、実際の扱い方は宝島が提案し、草案を執筆した上で両著者によって全体を検討した。(分担を明確にすることは困難である。) |