イマニ イクミ   Imani Ikumi
  今仁 生美
   所属   外国語学部
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2007/10
形態種別 研究論文(学術雑誌)
標題 自然言語における個体存在の多様性 (On the Variety of Individuals in Natural Languages)
執筆形態 共著
掲載誌名 名学大論集 言語・文化篇
掲載区分国内
巻・号・頁 19-1.,1-12頁
著者・共著者 宝島 格
概要 自然言語を計算機に扱わせるために、人間自身の内部で起こっている図式の操作を再現させることを考えると、その基本となるのは「個体」である。自然言語話者が「個体」をどのように扱っているかの詳細は、そのときどきでかなり異なる。本論文では、実在物と対応する個体と、プロトタイプ的な個体の違いなどを中心に、個体の扱い方の多様性について論じ、計算機による自然言語の扱いに際してどのような枠組みで臨むべきかを考察した。 論文全体の構想は共著者両名によるものであり、分担を明確にすることは難しい。宝島による構想の提案と、今仁による問題事例の提起をもとに、草稿を宝島が執筆し、両者の修正を経て完成させた。