サイトウ ケンジ
SAITOU Kenji
齋藤 健治 所属 スポーツ健康学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 有限要素法を用いた表面筋電位シミュレーションと逆解析 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 名古屋学院大学論集 医学・健康科学・スポーツ科学篇 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 第1巻(第2号),11-24頁 |
著者・共著者 | 岡田守彦 |
概要 | 本研究の目的は,表面筋電位や表面筋電図逆解析結果への不均質組織の影響を明らかにするために,有限要素法シミュレーションと逆解析を実行した。表面筋電位シミュレーションにおける有限要素法計算は,四種の層構造をもつ円筒モデルを用いて実行した。その層構造は,筋,皮下組織,真皮および表皮から構成されていた。それらの層の導電率や厚さといったパラメータを変更しながら126通りの計算を行った。これらの計算結果を入力データとし,逆解析により電流源の深さ,強度,伝導速度を推定した。その結果,シミュレーションにおける電流源の深さが大きくなるほど,深さと伝導速度の推定誤差が大きくなる傾向があった。四種のモデルのうち,三層と四層モデルにおいて深さと強度の推定誤差が大きくなる傾向があった。さらに,四層モデルにおいては,表皮と真皮のパラメータが推定に影響を及ぼすことが示唆された。 |