クニハラ コウイチロウ
KUNIHARA Koichiro
國原 幸一朗 所属 現代社会学部 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/10 |
形態種別 | 研究論文(大学,研究機関等紀要) |
標題 | 「ナショナル・カリキュラム地理」と教科書の記述-GISに着目して- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 名古屋学院大学論集 社会科学篇 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 第55巻(第2号),271-286頁 |
概要 | 本稿では,OXFORD UNIVERSITY PRESS社の『geog. 1―3』の教科書と指導書をもとに,GISや地理情報の活用がどう取り扱われているかと,「ナショナル・カリキュラム地理」との関係性を示そうとした。『geog. 2』に「Using GIS」の単元があり,各学習プログラムには複数の地理的問いが設けられている。この問いは「地図表現」「GISの基本原理と利用目的」「地理情報の関係性」に関するもの,スキルの観点から,思考力,地理的スキル,リテラシーに関するものに分類できる。「ナショナル・カリキュラム地理」と教科書の記述を比較すると,「ナショナル・カリキュラム地理」の目標「様々な地理情報源があることを説明できる」が,教科書では「様々な種類のデータを地図上でいかに示すかを知る」「GISの利用目的とその重要性を知る」となり,いくつかの事例学習が設定されている。 |