イマニ イクミ
Imani Ikumi
今仁 生美 所属 外国語学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 「ないものはない」の二義性について |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 名古屋学院大学論集 言語・文化篇 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 第29巻(第2号),13-38頁 |
著者・共著者 | 宝島格 |
概要 | 本論文では,発話に対して,自然な聞き手が内容を理解するのと同様の動作を計算機にさせるという方針のもとで,「ないものはない」という発話を「理解」させるにはどのような要素が関係しているかを考察した。とりわけこの発話の二義性を説明するためには,聞き手の「理解」の動作(情報の処理)が状況によって異なることが必要であり,そのためにはどのような要素を「理解」の動作に持ち込む必要があるかを明らかにした。これによりこの発話の二義性が説明されるとともに,「理解」の動作が状況によってどのように左右されるか,その一部が明らかにされたことになる。 |