オキムラ タカノリ
OKIMURA Takanori
沖村 多賀典 所属 スポーツ健康学部 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/12 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 研究ノート 小中学生の投球時に見られる動作パターン |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 名古屋学院大学研究年報 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (第30号),53-65頁 |
著者・共著者 | 齋藤健治 |
概要 | 本研究では,投動作に熟練していない小中学生にどのような動作パターンが見られるのか,ハイスピードカメラによる動画観察を通して分析した。その結果,踏み出し脚のクロスステップ,踏み出し脚のオープンステップ,ステップ側股関節の早期外旋によるステップ動作(ステップ側股関節内旋運動不足),トップ・オブ・スイング不全,上半身の過度な倒れ込み・振り込み,加速期~リリースにおける肘の屈曲と過度な先行,不完全な体重移動,のような動作パターンを抽出することができた。 以上のような動作パターンは,それぞれ独立なものではなく関連性をもつと考えられるが,多くの場合ステップ動作の不良が起点になっているといえる。ただし,それ以前の立位姿勢,バランス,柔軟性なども無視できない要因といえ,投動作指導にあたっては,見た目の動きのみにとらわれず,根本の課題を適切に把握することも重要である。 |