イイジマ シゲアキ
IIJIMA Shigeaki
飯島 滋明 所属 経済学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2007/08 |
形態種別 | その他 |
標題 | 「自衛隊」について考えるべきこと ――陸上自衛隊の「情報保全隊」の国民調査活動を手がかりに ―― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『法律時報』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本評論社 |
巻・号・頁 | 79巻(9号),1-3頁 |
概要 | 2007年6月、陸上自衛隊の情報保全隊が市民の活動をひそかに監視していることが明らかになった。こうした国民監視活動には無視できない、憲法違反の行為が多々存在する。ところが安倍内閣も、自衛隊の国民監視活動を擁護した。満洲で日本国民を置き去りにして逃げた関東軍、沖縄で国民に戦うことを命じながら権力者自身は長野県松代に地下壕を建設して逃げる準備をしていたなど、軍隊が守るのは権力者であり、国民を犠牲にした歴史は数多く存在する。現在も、たとえば日本に攻撃があった際、自衛隊は国民が犠牲になるのを承知でクラスター爆弾を日本に投下する計画を立てている可能性がある。年金問題に対して政府に批判的な言動をする個人や団体を陸自の情報保全隊が監視するなど、日本の自衛隊も国民を守ると考えることはできない。 |