イトウ ユウタ
Itoh Yuta
伊東 佑太 所属 リハビリテーション学部 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/10 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 筋力増強運動の効果が出現するまでの期間は萎縮筋と健常筋とで異なる |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 名古屋学院大学論集 医学・健康科学・スポーツ科学篇 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 第4巻(第1号),1-9頁 |
著者・共著者 | 伊東佑太 梶田知沙、粥川愛里、日紫喜雄斗 |
概要 | 本研究では,健常な筋と萎縮した筋とで,筋力増強運動に対する反応性が異なるかどうかを検証した。足関節底屈筋が健常なマウスと萎縮を起こしたマウスに対して,同じ条件の筋力増強運動を1週間行わせた(各々健常筋群,萎縮筋群)。1週間の運動施行後,マウスからヒラメ筋を採取し,組織学的に解析した筋線維横断面積や筋線維核数の変化を指標に筋力増強運動の効果を評価した。その結果,萎縮筋群では筋線維横断面積の増大や筋線維核数の増加を認めた。しかし,同じ条件下の運動を行った健常筋群の筋線維横断面積や筋線維核数には変化がみられなかった。以上のことから,健常筋と萎縮筋とでは筋力増強運動に対する異なる反応性が存在すると考えられた。従って,筋萎縮の回復を目的とするリハビリテーションでは,健常筋の肥大に効果的な運動条件ではなく,萎縮筋の回復に適した運動条件を取り入れるべきである。 |