キム エキョン
Kim Aekyoung
金 愛慶 所属 スポーツ健康学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/03 |
形態種別 | 学術書 |
標題 | グローバル化をめぐる日・中・韓の伝統的な価値観の相違ー東北アジア地域統合の文化指標への試みー |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 溪水社 |
巻・号・頁 | 199-230頁 |
著者・共著者 | 欒竹民他編 |
概要 | 韓国と日本の若者における価値観を比較するために、国民意識・価値志向性・家族機能という変数を取り上げ、韓国(283名)、日本(340名)の男女大学を対象に調査研究を行った。その結果、韓国の大学生は、「国家主義」の得点が有意に高く、価値志向性においては「経済・理論」、「社会」、「権力」の因子において高い志向性を示し、家族機能における「相互依存性」、「凝集性」、「適応性」をより強く報告した。日本の大学生は、「愛国心」が有意に高く、「審美・宗教」的価値志向性が強く、家族機能においてはすべて韓国より低い得点を報告した。以上の結果により、韓国と日本の若者は国家・価値志向性・家族機能を通じて明らかな違いが見られ、両国における社会状況及び文化的違いを反映する結果であることが考察された。 |