コエダ トモコ
KOEDA Tomoko
肥田 朋子 所属 リハビリテーション学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2004/03 |
形態種別 | その他 |
標題 | 平成14~16年度 厚生労働省科学研究費補助金 長寿科学総合研究事業 高齢者の筋・骨格系の痛みに対する鍼灸および徒手的治療法の除痛効果に関する基礎的および臨床的研究(H14-長寿―029) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 平成15年度 研究成果報告書 |
掲載区分 | 国内 |
著者・共著者 | 水村和枝、杉浦康夫、猪田邦雄、肥田朋子、川喜田健司、勝見泰和 |
概要 | 平成15年度は前年度の問題点を改善させた。また老人保健施設の通所リハビリテーション利用者で膝痛のある後期高齢者を対象に徒手的治療法と運動療法を実施し、それぞれの効果を調べた。後期高齢者で脳血管障害や循環器疾患の合併があり、どちらの治療法においても明らかな改善は見られなかったが、健康感や徒手的治療法では関節可動域の改善傾向が認められた。 さらにモデル動物における筋・骨格系の痛みに対する各種徒手的治療法の除痛機構の解析についての研究では、疼痛時の筋の状態を評価した。筋萎縮や筋張力低下の他、筋線維タイプ移行や筋小胞体におけるカルシウムイオン取り込み速度の低下が認められた。これらの変化の一部は持続的な疼痛回避姿勢によるものと推察された。 |