シロ ユキコ
shiro yukiko
城 由起子 所属 リハビリテーション学部 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/02 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 腰椎関節症患者の脊柱アライメントと腰痛の関係 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 理学療法科学 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 65-69頁 |
概要 | 本研究は、腰椎椎間関節症(以下、LFS)患者の特徴的な姿勢を捉え、健常者や腰痛既往者と比較し、症状改善や再発予防に適する姿勢を検討することを目的とした。測定は、立位と立位体幹前屈位の胸椎後彎角、腰椎前彎角、仙骨傾斜角、脊柱傾斜角および前屈可動域について行った。結果、LFSでは立位、前屈位ともに仙骨が垂直化し、仙骨の前屈可動域は減少していた。また、胸椎後彎角と腰椎前彎角、腰椎前彎角と仙骨傾斜角にそれぞれ相関関係を認めたが、健常者では胸椎後彎角と腰椎前彎角に相関関係はなく、胸椎後彎角は仙骨傾斜角と相関関係にあった。腰痛既往者では、腰椎前彎角と仙骨傾斜角のみ相関関係を認めた。今回の結果からLFSは仙骨傾斜角に特徴があることが明らかとなった。 |