カトウ フミユキ
Kato Fumiyuki
加藤 文之 所属 リハビリテーション学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1989/10 |
形態種別 | その他 |
標題 | 頸髄損傷患者の体力測定 -頸損バスケットボール選手を中心に- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本私立医科大学理学療法学会学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (第7号),24-25頁 |
担当範囲 | 担当部分:研究の企画・立案を行い,分析,考察を理学療法的見地から評価し,論文の作成を行った. |
著者・共著者 | 古川良三,加藤文之,中田昌敏,杉浦昌己 |
概要 | 頸髄損傷バスケットボール選手9例(C4~C7)の運動能力,肺機能検査,心拍数の推移を検討した.全選手のバスケットボール経験年数は2年であった.運動能力として車椅子での20m短距離走,3分間車椅子走行距離,バレーボール遠投テストを行った.短距離走では損傷レベルが下位になるほど駆動速度が速かった.3分間走行距離ではC4:120m,C5:200m~250m,C6,7:300~330mであった.遠投においては損傷レベルが下がるに従い飛距離は大きかった.肺機能検査では損傷レベルが高いほど低値を示した.心拍数の推移では損傷レベルが低いほど,最大心拍数が増える傾向にあった.車椅子バスケットボール選手はこのスポーツを通した社会参加により著しく高い運動機能の再獲得と再自己の確立がなされていた. |