ヨシダ タツヒロ
YOSHIDA TATSUHIRO
吉田 龍宏 所属 スポーツ健康学部 職種 任期制准教授 |
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発表年月日 | 2020/03 |
発表テーマ | 全ての子どもの一人一人の理解はいかにして保障されるか(1)―保育者が子どもの城と関わる集団実践理論としての「遊び保育論」(小川)の意義― |
会議名 | 日本保育者養成教育学会第4回大会 |
主催者 | 日本保育者養成教育学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催期間 | 2020/03 |
発表者・共同発表者 | 〇吉田龍宏、岩田遵子、山田祥子、鈴木まり、倉知早穂 |
概要 | 本発表では、公的保育施設が集団保育を前提としながら、幼稚園教育要領などが求める一人一人の理解をクラスに在籍するすべての子どもに対して行うためには小川博久の「遊び保育論」が極めて有効な方略であることを検討した。その中で、小川が全ての子どもが遊びに参加するための具体的な条件として環境構成と人的環境モデル(表現者)としての保育者を挙げていることに着目し、環境構成と保育者の構え(人的環境としての在り方)によって、子どもが自発的に群れを形成し、遊びを持続的に展開するよう促すことが、保育者の遊び空間全体の把握から次第に一人一人の理解に繋がると指摘するとともに、具体的な環境と保育者の人的環境モデルを挙げながら示した。 |