アリゾノ サトミ
ARIZONO Satomi
有薗 智美 所属 外国語学部 職種 教授 |
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発表年月日 | 2021/04 |
発表テーマ | フレーム意味論に基づく身体部位詞の分析 ―動詞慣用句を中心に― |
会議名 | フレーム意味論プロジェクト公開研究会 |
学会区分 | 研究会・シンポジウム等 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 国立国語研究所 |
概要 | 有薗 (2013, 2018) は,Kövecses and Radden (1998) による Action ICM に基づくメトニミーを参考に,身体部位詞の意味拡張には「行為のフレーム」に基づくメトニミーが関与することを主張している。本研究では,「身体部位詞+助詞+動詞」で構成される慣用的連結句を主な対象として,身体部位詞とともに用いられる動詞を中心に,副詞等の付加詞要素を含めた身体部位詞の生起環境を詳細に観察することによって,「行為のフレーム」について改めて検討する。そのうえで,身体部位詞の使用と理解には「行為の道具としての身体部位フレーム」を設定する必要があることを主張する。 |