シロ ユキコ
shiro yukiko
城 由起子 所属 リハビリテーション学部 職種 教授 |
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発表年月日 | 2010/05 |
発表テーマ | 肩凝りに対する頚肩部圧痛点への圧刺激が疼痛と自律神経活動におよぼす影響 |
会議名 | 第45回日本理学療法学術大会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
概要 | 【目的】肩凝り有訴者に対して,肩凝りの特効経穴でもある頚肩部圧痛点への圧刺激が疼痛関連症状と心拍変動(HRV)に及ぼす影響を調べ,圧痛点への圧刺激による疼痛抑制効果について検討した。【方法】対象は常に肩凝りを有する女性事務職員11名(27~42歳)とし,左右の頚肩部圧痛点3箇所に無痛性の圧刺激を各30秒間3クールずつ加え,その後10分間安静臥床とした。【結果】介入前に比べ,介入後に痛み,不安状態,僧帽筋の筋硬度が有意に減少し,24時間後にも痛みや機能障害は有意な改善を示した(p<0.05)。治療満足度については,不満と回答するものはなく,介入後と24時間後で満足度は維持された。また刺激前に比べ刺激後の心拍数が減少し,心臓副交感神経活動指標が増加した(p<0.05)。 |