コウ チクユウ
HUANG Chuyu
黄 竹佑 所属 外国語学部 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2021/06 |
発表テーマ | 方言と音楽ー音楽的知覚に対する音調パターンの影響ー |
会議名 | 国立国語研究所 対照言語学プロジェクト プロソディー研究班オンライン研究会 |
学会区分 | 研究会・シンポジウム等 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 文 昶允、黄 竹佑、橋本 大樹 |
概要 | 本研究の目的は,言語の音調体系が音楽の認知能力に与える影響について探究することである。音調とは,声の上がり下がりによるピッチの変化であり,こうした音響的特徴は音楽と類似している。近年の研究によって,言語と音楽の処理にはともに高度な認知能力が求められ,かつ両方の認知メカニズムは決して無関係ではないことが明らかにされている。しかし従来の研究には,母方言の音調体系による特徴が考慮されていない,話者が置かれた社会的背景の違いによる,音楽教育の質が考慮されていないという 2 つの論点が解決すべき課題として残されている。これらの問題をうけ本発表では,東京方言話者と関西方言話者を対象としたパイロット実験の結果を報告し,残された課題について議論する。 |