イトウ ユウタ
Itoh Yuta
伊東 佑太 所属 リハビリテーション学部 職種 准教授 |
|
発表年月日 | 2018/08 |
発表テーマ | 廃用性筋萎縮が骨格筋内リンパ管分布に与える影響 |
会議名 | 日本筋学会第4回学術集会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 川島隆史、紀瑞成、縣信秀、伊東佑太、笹井宣昌、濱田文彦、河上敬介 |
概要 | リンパ管は、様々な器官で、癌や炎症などの病態に応答した分布や役割を持つと言われる。しかし、廃用性筋萎縮の様な骨格筋の病態時のリンパ管の分布や役割については不明である。そこで、C57BL/6 雄性マウスに対し2 週間の尾部懸垂による萎縮ヒラメ筋内のリンパ管分布変化を調べた。まず、尾部懸垂後に採取したヒラメ筋から凍結横断切片を作製し、LYVE-1、CD31 の免疫二重染色を実施した。その結果、筋線維あたりのリンパ管数には廃用性筋萎縮に伴う有意な差は無かったが、単位面積あたりのリンパ管数は有意に多かった。なお、筋線維あたりの毛細血管数は有意に少なかったが、単位面積あたりの毛細血管数には有意な差は無かった。また、Western Blotting では、廃用性筋萎縮に伴い、リンパ管新生因子VEGF-C が増加する傾向があった。一方で、リンパ管新生抑制因子Endostatin も増加する傾向があった。今後、更にデータ数を増やして報告する。 |