イトウ ユウタ
Itoh Yuta
伊東 佑太 所属 リハビリテーション学部 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2018/09 |
発表テーマ | 筋力トレーニングの頻度は廃用性筋萎縮からの回復促進効果に影響するか? |
会議名 | コ・メディカル形態機能学会 第17回学術集会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 田村 悠磨、野村 篤、伊東 佑太 |
概要 | これまで最大筋力の40%以上の強度で行う筋力トレーニングに、廃用性筋萎縮からの回復促進効果があることを明らかにしてきた。しかし、運動強度以外の条件、すなわち頻度やタイミングによる効果の違いは不明である。そこで、尾部懸垂による筋萎縮モデルマウスの足関節底屈筋群に最大筋力の40%の強度の等尺性筋収縮運動を、異なる頻度(50回1セット/日;50×1群、25回2セット/日;25×2群)で施し、dystrophinおよびmyosin heavy chain(type)の免疫組織化学染色により筋線維横断面積を筋線維type別に比較した。結果、50×1群のヒラメ筋の筋線維横断面積でのみ、運動しなかった群のヒラメ筋の面積と比較し有意に大きかった。筋線維タイプ別の筋線維横断面積も50×1群でのみ、ヒラメ筋に多いType線維の回復促進効果を認めた。以上のことから特にType線維において、1日のうちに集中して実施する筋力トレーニングに回復促進効果があることが示唆される。 |