オオイシ クニヒロ
OHISHI Kunihiro
大石 邦弘 所属 経済学部 職種 教授 |
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期間 | 2009/06/12 |
活動形態 | 社会貢献活動 |
タイトル | 2009年度の日本経済を展望する |
種別 | セミナー・ワークショップ |
イベント・番組・新聞雑誌名 | 稲沢市 成人大学(教養講座) |
役割 | 講師 |
主催者・発行元 | 稲沢市教育委員会 |
場所・掲載箇所 | 稲沢市民会館 |
対象 | 社会人・一般 |
概要 | 2008年9月のリーマン・ショックを端緒とした金融不安は、その後の世界的大不況として、日本経済に大きな影響を及ぼすことになった。日本経済の現況をマクロ経済指標より明らかにした上で、2009年度の展望を行った。そこでの主張の1つは、年度内に景気は底打ちをするものの、回復感のない状況が継続することである。個別項目でみれば、個人消費は今後さらに雇用環境が悪化するため、さらに冷え込むことが予想され、設備投資も大きな落ち込みからの本格回復には、さらに月日を要すると考えられる。一方、外需はアメリカ経済の不安定さは継続するため、景気回復の牽引役としては物足りないといえよう。このような中で、政府の役割が期待されるが、公共投資とマクロ経済への影響について留意しなければならない点をあわせて指摘した。 |