|
スギウラ レイコ
Sugiura Reiko
杉浦 礼子 所属 経営学部 職種 教授 |
|
| 項目区分 | 教育方法の実践例 |
| 期間 | 2010/09/01～2012/01/31 |
| 事項 | 産学連携教育の実践＜製品開発＞地域資源「伊勢木綿」、タイ縫製工場 |
| 概要 | 学習したマーケティングの知識を実践的に生かすことができる機会を創出しており、課題発見力、課題解決力、創造力、実践力の高まりのほか、汎用的能力の向上にも繋げている。 以下は１つの実践例である。 ＜地域資源「伊勢木綿」を活用した製品開発＞（基礎ゼミナールⅡ） 三重県指定伝統工芸品の一つ「伊勢木綿」の織り元の協力を得て、伊勢木綿を活用した「母子手帳」「日本酒フォルダ」の製品開発を行った。母子手帳に関しては、出産・育児経験を有する300人の女性を対象に学生が授業外に保育園等に出向きアンケート調査を実施し、ニーズを満たす製品を開発した。縫製は生活困難少女が技能を習得するために集うタイの縫製工場に依頼し、伊勢木綿の反物を現地に持ち込んだ。 縫製を依頼したことにより、タイの少女300人分の約1か月分の食費をまかなうことができたこともあり、一連の活動は新聞社から取材を受け紹介された。 市場調査、製品開発を実践的に体験学習する機会となったほか、協力事業者に対するお礼状を出すなどキャリア教育にも結び付き、時間外学習時間の増加にもつながった。 |