コウ メイジ
Koh Meijii
黃 名時 所属 国際文化学部 職種 教授 |
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発表年月日 | 2010/06 |
発表テーマ | 中国の古鏡 ―文様とその文化史― |
会議名 | 「名古屋学院大学シティーカレッジ 2010 Spring」 文化講座・全四回 |
開催地名 | 名古屋学院大学地域連携センター |
会議区分 | 国内会議 |
講演区分 | その他 |
単独共同区分 | 単独 |
概要 | 口頭発表
日本では弥生時代以降、中国より大量の鏡が舶載され宝物や神器とみなされ、さらにそれらを模倣した仿製鏡が作られたが、平安時代中ごろには独自の文様をもつ和鏡が成立している。その源流となる中国古鏡の様式の展開をたどり、中国鏡の精華である戦国鏡・漢鏡・隋唐鏡と宋元鏡の図像を見るとともに、日本出土の三角縁神獣鏡および平安時代から江戸時代に至る和鏡の展開を辿った。鏡の文化史については、鏡のもつさまざまな意味や用途を解説し、特に神霊性を帯びた鏡の説話として『古鏡記』を紹介し、また故事『破鏡重圓』の原典を読むとともに漢唐の夫婦合葬墓における半折鏡の風習を説明した。全四回 |