コウ メイジ
Koh Meijii
黃 名時 所属 国際文化学部 職種 教授 |
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発表年月日 | 2016/02 |
発表テーマ | 好(ニーハオ) ~中国語と中国文化~ |
会議名 | 名古屋市港生涯学習センター主催講座、港区多文化共生推進協議会共催講座 |
主催者 | 名古屋市港生涯学習センター主催,港区多文化共生推進協議会共催 |
会議区分 | 国内会議 |
講演区分 | その他 |
単独共同区分 | 単独 |
概要 | 口頭発表 「多文化共生社会を目指して ~まずは言葉と文化を知ることから~」をテーマに開催された本講座の一環として行った講演。日本の言語文化の形成に大きな影響を与えた、多民族・多言語の長い歴史をもつ中国大陸の漢字文化。中国文化を構成する重要要素である漢字を切り口に、漢字・漢語そのものの成り立ちや字体の変遷・歴史上の役割および漢語の方言分布を概説し、さらにそのバックグラウンドにある中国文化と中国社会の特質を、実体験を紹介しつつ解説した。つづく日本の漢字文化受容の歴史を説明するなかで、阿倍仲麻呂の和歌「望の詩」を詠んで日中文化交流の足跡を辿り、また漢詩「楓橋夜泊」を訓読し、北京語による節回しをつけた朗誦も披露した。後半では日中の漢字の使い方や表現方法の違いなどを絡めながら、日中間の漢語の異同を略述した。最後に「現代漢語」の成り立ちを詳述し、受講者が生の中国語を聞いて、発音したり読んだりする体験的な活動も行った。 |