個人情報 |
■ 現在の専門分野
教育学, 教育学 (キーワード:人文社会系、社会科学、教授・学習開発学)
|
|
■ 学歴
|
■ 職歴
|
■ プロフィール
★「高校生のための大学選びアドバイス~充実した大学生活を送るためにやっておくべき4つのこと~」を制作しました!
2018/12 Version2.0を公開しました。内容を改訂し、高校の先生方や保護者の方への解説をつけました。
参照:http://www3.ngu.ac.jp/~koji-m/shinro.pdf
私の専門は「教授・学習開発学」です。
教授・学習に関する研究は、認知科学・脳科学をはじめとして、教育学の枠を超えて進展しています。
それらの科学的知見を学際的に総合し、よりよい教授・学習方法を開発することが、教授・学習開発学の目的です。
具体的な問題関心は、以下の4点です。
第1に、創造的で多様であるとともに、他者やモノとともに行われるというひとの学びの性質をふまえて、
「文脈的教授・学習(contextual teaching and learning)」(文脈学習 contextual learningとも)を探究したり、
「パフォーマンスとしてのアクティブラーニング」(≒身をもって学ぶこと)を提唱したりして、
それらを実現する教授・学習方法の開発に取り組んでいます。
第2に、芸術的アプローチによる科学の学びです。
近年教育分野でも注目されている、パフォーマンスやワークショップは、
もともとは芸術の世界での取り組み・言葉でした。
芸術と科学とは、採用する方法論には違いがありますが、
何らかの真理を探究するという点では共通しています。
したがって、ひとが世界を理解しようとする(=学ぶ)とき、
芸術的なアプローチを使うことは有益であり、その具体的方法を探究しています。
第3に、教授・学習開発学は、
よりよい教授・学習法をより多くの教師が利用できるようにするために、
教師がもっている実践的な知識を体系化し、開発する方法を探究します。
その一環で、専門職としての教師の資質に対する新しい見方を反映した、
教師の実践に関する先行研究を総括する枠組みとして、
「ティーチングマインド」を提唱し、それを有する教師の育成について研究しています。
第4に、教授や学習に対する教師や学習者の「常識」は誤りが多く、
教師や学習者が、教授・学習に関する科学的知見を知ることは有意義です。
科学的知見に基づいた効果的な学習・訓練法(そして、それは教授にも役立つ)を普及させることも、研究課題のひとつです。 |
|
■ メールアドレス
|
各種実績 |
■ 著書・論文歴
1. |
2023/06 |
論文 |
医療者教育における芸術の活用―新しい教授方法としての意義 医学教育 54(3),235-243頁 (単著) |
2. |
2023/04/01 |
論文 |
学校を教師の学びの場とするために――教師の学びなくして児童生徒の学びはない 図書新聞 (3585),5-5頁 (単著) |
3. |
2023/01 |
論文 |
Appreciating visual arts may not foster medical diagnosis skills [version 1; peer review: awaiting peer review]. F1000Research 12,pp.79 (単著) |
4. |
2022/06 |
論文 |
CBAAモデルにおける実証および理論上の論点 認知科学 29(2),270-273頁 (単著) |
5. |
2022/03 |
論文 |
芸術統合型学習の今日的役割―学校教育改革と芸術をめぐる社会的変化 日本美術教育研究論集 (55),1-12頁 (単著) |
6. |
2019/07 |
論文 |
翻訳
Prosocial / vocational self-realization as the core of academic motivation in adolescents : Overcoming the myth of intrinsic motivation (secondary publication) 名古屋学院大学論集 社会科学篇 第56巻(第1号),117-145頁 (単著) |
7. |
2019/01 |
論文 |
キャリア教育3.1―学業達成と創造的な仕事のために,学習者の職業的自己実現を支援する― 名古屋学院大学論集 人文・自然科学篇 第55巻(第2号),107-127頁 (単著) |
8. |
2018/12 |
その他 |
高校生のための大学選びアドバイス~充実した大学生活を送るためにやっておくべき4つのこと~ Ver 2.0 (単著) |
9. |
2018/10 |
論文 |
青年期における学業への中核的な動機づけとしての向社会的/職業的自己実現―〈内発神話〉を乗り越えて― 名古屋学院大学論集 社会科学篇 第55巻(第2号),231-259頁 (単著) |
10. |
2018/01 |
論文 |
社会科・社会科学教育における〈深い理解〉を促す教授―理解の多元・重奏性をふまえて― 名古屋学院大学論集 社会科学篇 第54巻(第3号),115-133頁 (単著) |
11. |
2017/10 |
論文 |
ティーチングマインドをみがく学習指導案のつくり方(Ver. 1)―教職課程学生・新任教師のために― 名古屋学院大学論集 社会科学篇 第54巻(第2号),111-128頁 (単著) |
12. |
2017/07 |
論文 |
翻訳
A review of Jerome Bruner’s educational theory: Its implications for studies in teaching and learning and active learning (secondary publication) 名古屋学院大学論集 社会科学篇 第54巻(第1号),129-146頁 (単著) |
13. |
2017/03 |
論文 |
教育理論におけるJerome Brunerの功績をたたえて―教授・学習学やアクティブラーニングへの示唆― 名古屋学院大学論集 社会科学篇 第53巻(第4号),129-146頁 (単著) |
14. |
2016/10 |
論文 |
教養としての被服教育を現代化するためのおしゃれ教育学(4)―おしゃれ教育カリキュラムの提案― 名古屋学院大学論集 社会科学篇 第53巻(第2号),89-107頁 (単著) |
15. |
2016/09 |
著書 |
アクティブラーニングを創るまなびのコミュニティ―大学教育を変える教育サロンの挑戦 (共著) |
16. |
2016/07 |
論文 |
教養としての被服教育を現代化するためのおしゃれ教育学(3)―ファッション雑誌を分析する― 名古屋学院大学論集 社会科学篇 第53巻(第1号),53-64頁 (単著) |
17. |
2016/03 |
論文 |
教養としての被服教育を現代化するためのおしゃれ教育学(2)―教科書を分析する― 名古屋学院大学論集 社会科学篇 第52巻(第4号),145-163頁 (単著) |
18. |
2016/02 |
論文 |
パフォーマンスとしてのアクティブラーニング―発達的パフォーマティブな教授・学習― 名古屋学院大学ディスカッションペーパー (114号) (単著) |
19. |
2016/02 |
その他 |
子どもの教育―地域や企業を含む社会での教育こそ重要― 中部経済新聞オピニオン「オープンカレッジ」(2月2日) (単著) |
20. |
2016/01 |
論文 |
学生の実態をふまえたノートテイキングの指導方法と授業改善に対する提案―本学文系学部学生へのインタビュー調査に基づいて― 名古屋学院大学ディスカッションペーパー (113号) (共著) |
21. |
2016/01 |
論文 |
教養としての被服教育を現代化するためのおしゃれ教育学(1)―序説・その背景と目指すべき方向性― 名古屋学院大学論集 社会科学篇 第52巻(第3号),141-154頁 (単著) |
22. |
2016/01 |
その他 |
荒削りだが素直に物事に取り組む学生たち ともに歩むクライン先生―名古屋学院大学版ティーチングティップス 10-11頁 (単著) |
23. |
2015/07 |
論文 |
本学教養科目におけるピアサポーター育成の試行的取り組み 名古屋学院大学論集 社会科学篇 第52巻(第1号),87-105頁 (単著) |
24. |
2015/03 |
論文 |
ティーチングマインド―教師の専門的能力における基盤― 名古屋学院大学論集 社会科学篇 第51巻(第4号),173-200頁 (単著) |
25. |
2014/11 |
その他 |
質文化形成アプローチからみた各大学の教育づくりの取組 大学教育学会誌 第36巻(第2号),56-60頁 (共著) |
26. |
2014/10 |
論文 |
ひとの学びの性質をふまえた授業づくりの原理とプロセス ―自身の授業実践を振り返って― 名古屋学院大学論集 社会科学篇 第51巻(第2号),189-219頁 (単著) |
27. |
2014/08 |
その他 |
担当教員による解説(平成25年度改訂版) 平成26年度名古屋学院大学教職課程科目「特別活動論」(瀬戸キャンパス)学生プロジェクト報告書 2-5頁 (単著) |
28. |
2014/07 |
論文 |
〈ともに歩む〉キャリア―方法論的間人主義的関係性アプローチに基づくキャリア発達・進路指導理論の新しいパラダイム― 名古屋学院大学論集 社会科学篇 第51巻(第1号),113-151頁 (単著) |
29. |
2014/03 |
論文 |
実践知・技術知としての教育学 ―教授・学習開発学序説― 名古屋学院大学論集 社会科学篇 第50巻(第4号),87-106頁 (単著) |
30. |
2013/12 |
論文 |
大人数授業におけるアクティブ・ラーニングの実践開発とその教育効果に関する検討(その2)―1年目の研究結果をふまえた2年目の実践とその成果の検証― 名古屋学院大学研究年報 (第26号),65-97頁 (共著) |
31. |
2013/10 |
論文 |
教員養成教育における「文脈的教授・学習」としてのプロジェクト・ベース学習の実践に関する研究(2)―学習観の変化を中心に― 名古屋学院大学論集 社会科学篇 第50巻(第2号),49-72頁 (単著) |
32. |
2013/08 |
その他 |
担当教員による解説(平成25年度改訂版) 平成25年度名古屋学院大学教職課程科目「特別活動論」(瀬戸キャンパス)学生プロジェクト報告書 1-4頁 (単著) |
33. |
2013/07 |
論文 |
教員養成教育における「文脈的教授・学習」としてのプロジェクト・ベース学習の実践に関する研究(1)―複数クラスにおける教育効果の測定を中心に― 名古屋学院大学論集 社会科学篇 第50巻(第1号),57-81頁 (単著) |
34. |
2013/03 |
論文 |
キャリア教育におけるマンガの活用についての実践と展望―特に授業での活用を中心に 季刊進路指導 第86巻(第1号(春季号)),13-22頁 (共著) |
35. |
2013/03 |
論文 |
授業のイノベーションにおける発達的ワークリサーチの可能性と課題―日本における活動理論研究のさらなる発展のための方法論的試論― 名古屋学院大学論集 社会科学篇 第49巻(第4号),85-96頁 (単著) |
36. |
2013/01 |
論文 |
教員養成大学におけるキャリア教育が大学での学習の動機づけに与える効果に関する実践的研究―「教職の意義等に関する科目」におけるキャリアデザインの取り組み― 名古屋学院大学論集 社会科学篇 第49巻(第3号),59-70頁 (単著) |
37. |
2012/12 |
論文 |
大人数授業におけるアクティブ・ラーニングの実践開発とその教育効果に関する検討 ―異なる形式のアクティブ・ラーニングを採用することによる差異に注目して― 名古屋学院大学 研究年報 (第25号),1-39頁 (共著) |
38. |
2012/10 |
その他 |
担当教員による解説 平成24年度名古屋学院大学教職課程科目「特別活動論」(名古屋キャンパス)学生プロジェクト報告書 2-3頁 (単著) |
39. |
2012/08 |
その他 |
「活動理論の可能性と課題」についての私の考え 活動理論の可能性と課題 14-15頁 (単著) |
40. |
2012/08 |
その他 |
担当教員による解説 平成24年度名古屋学院大学教職課程科目「特別活動論」(瀬戸キャンパス)学生プロジェクト報告書 2-4頁 (単著) |
41. |
2012/07 |
論文 |
高等学校におけるキャリア教育のさらなる展開に向けて ―教授・学習開発論の視点から教科教育での取り組みを中心に― 名古屋学院大学論集 社会科学篇 第49巻(第1号),125-143頁 (単著) |
42. |
2012/03 |
論文 |
本学経済学部教育の魅力を高める―教授・学習開発論から考える経済学教育― 名古屋学院大学論集 社会科学篇 第48巻(第4号),71-87頁 (単著) |
43. |
2011/10 |
その他 |
担当教員による解説 平成23年度名古屋学院大学教職課程科目「特別活動論」(瀬戸キャンパス)学生プロジェクト報告書 2-4頁 (単著) |
44. |
2011/08 |
その他 |
担当教員による解説 平成23年度名古屋学院大学教職課程科目「特別活動論」(名古屋キャンパス)学生プロジェクト報告書 1-2頁 (単著) |
45. |
2011/03 |
その他 |
担当教員による解説 平成22年度後期愛知教育大学授業科目「教科外活動の研究」学生プロジェクト報告書 4-6頁 (単著) |
46. |
2010/03 |
論文 |
アメリカの教員養成教育カリキュラムにおける「文脈的教授・学習」―ジョージア大学での開発プロジェクトに注目して― カリキュラム研究 (第19号),59-70頁 (単著) |
47. |
2010/03 |
その他 |
初年次教育におけるキャリア教育の意義と課題 教養と教育 (第10号),18-23頁 (単著) |
48. |
2009/02 |
論文 |
アメリカにおけるキャリア教育カリキュラムに関する研究―「文脈的教授・学習」の展開を中心に― (単著) |
49. |
2008/06 |
論文 |
高校生の職業観の構造と形成要因―職業モデルとの関連を中心に― キャリア教育研究 第26巻(第2号),57-67頁 (単著) |
50. |
2008/05 |
論文 |
翻訳
アメリカ合衆国における大学のキャリアサービス―その概観― 生涯学習・キャリア教育研究 (第4号),83-96頁 (単著) |
51. |
2008/03 |
著書 |
教育再生のためのグランド・レビュー「キャリア教育の系譜と展開」 267頁 (共著) |
52. |
2008/03 |
著書 |
名大版キャリア・ポートフォリオの手引き(2008年度版) (共著) |
53. |
2008/03 |
論文 |
翻訳
アメリカ―製造業企業における訓練の課題と動向― 平成17年度科学研究費補助金(基盤研究(B))研究成果報告書(課題番号17402039) 43-52頁 (単著) |
54. |
2008/03 |
論文 |
翻訳
イギリス 平成17年度科学研究費補助金(基盤研究(B))研究成果報告書(課題番号17402039) 77-110頁 (単著) |
55. |
2008/03 |
論文 |
翻訳
韓国―中等・高等職業教育卒業者における学校から職業への移行― 平成17年度科学研究費補助金(基盤研究(B))研究成果報告書(課題番号17402039) 119-123頁 (単著) |
56. |
2007/03 |
論文 |
アメリカのキャリア教育における「文脈的な教授・学習(contextual teaching & learning)」の特質―主に中等教育のアカデミックな教科における学習指導の実践に注目して― カリキュラム研究 (第16号),15-28頁 (単著) |
57. |
2006/03 |
論文 |
アメリカミシガン州における包括的スクールガイダンス・カウンセリングプログラムの展開―スクールカウンセラーの役割およびその養成との関連に注目して― 生涯学習・キャリア教育研究 (第2号),45-53頁 (単著) |
58. |
2005/09 |
論文 |
アメリカにおけるキャリア教育論の展開―『職業を通した教育』に関する教授学的考察― 名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要(教育科学) 第52巻(第1号),129-140頁 (単著) |
59. |
2005/03 |
論文 |
キャリア概念における職業の「中核性」―主にアメリカの心理学・社会学のキャリア研究を手がかりに― キャリア教育の推進とカリキュラム構築に関する基本調査報告書 19-35頁 (単著) |
60. |
2004/05 |
論文 |
翻訳
アメリカ合衆国のキャリア準備教育の実際―ミシガンの総合高校を例に― 『キャリア形成・就職メカニズムの国際比較―日独米中の学校から職業への移行過程―』 196-217頁 (単著) |
61. |
2004/03 |
論文 |
研究ノート
「キャリア教育」論の背景・目標とその実践課題―文部科学省協力者会議の議論の検討を中心に 教育論叢 (第47号),31-40頁 (単著) |
5件表示
|
全件表示(61件)
|
|
■ 学会発表
|
■ 講師・講演
|
■ 研究課題・受託研究・科研費
|
学外活動 |
■ 所属学会
|