マツウラ フミコ
Matsuura Fumiko
松浦 史子 所属 二松学舎大学 文学部 国文学科 二松学舎大学大学院 国際日本学研究科 国際日本学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/03 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 江淹「瑤草」考 -郭璞「峽草」の継承と展開 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 東洋文化研究所紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 東京大学東洋文化研究所 |
巻・号・頁 | (No.155),93-132頁 |
概要 | 江淹以前には例のない「瑤草」の来歴を探った。『山海経』に伝わる“夭逝の帝女が化した”という「峽草」を、郭璞は儒家的立場から、“君子が佩せば敬愛される草”と解釈した。一方、江淹はこの伝説とその発展形である著名な「巫山神女」伝説とを結びつけ、永遠の美しさを保証しつつ男女の別離の悲哀をも詠う「瑤草」を新たに創造した。江淹の代表作「別賦」にみる瑤草はその顕著な例であり江淹の優れた抒情詩人として一面を物語る語といえる。 |