マキズミ エツコ   Makizumi Etsuko
  牧角 悦子
   所属   二松学舎大学  文学部 中国文学科
   二松学舎大学大学院  文学研究科 中国学専攻
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2019/03
形態種別 研究論文 
査読 査読あり
標題 朱自清『詩言志辨』について――近代学術と経学の融合――
執筆形態 単著
掲載誌名 神話と詩(日本聞一多学会報)
掲載区分国内
出版社・発行元 日本聞一多学会
巻・号・頁 (17),1-18頁
総ページ数 116
概要 近代における『詩経』の研究は、前近代的方法である経学への反発から、それを古代の歌謡として読み解こうとする傾向が強い。しかし『詩経』は古代歌謡である一方で、漢代以降は経典として特別の意義づけを持たされてきた。古典の中でもそのアプローチが劇的に変化した『詩経』について、近代に総合的な解釈を試みたのが朱自清の『詩言志辨』である。ここでは、その序文の主張を中心に、該書の研究史上の特質を論じた。