イトウ シンタロウ   Ito Shintaro
  伊藤 晋太郎
   所属   二松学舎大学  文学部 中国文学科
   二松学舎大学大学院  文学研究科 中国学専攻
   職種   教授
言語種別 中国語
発行・発表の年月 2012/06
形態種別 研究論文 
標題 与曹操書
執筆形態 単著
掲載誌名 2012中国荊州・国際関公文化学高峰論壇論文匯編
掲載区分国外
出版社・発行元 中国荊州・国際関公文化学高峰論壇論文匯編編委会
巻・号・頁 311-314頁
概要 「関羽文献」の一、黄啓曙輯『関帝全書』所収の関羽の手になるとされる手紙のうち、本稿では曹操に宛てた4通を対象とし、その内容・出典・後人の評などについて検討してから、これらの手紙がなぜ後世に現れたのかを探った。4通の曹操宛の手紙はいずれも関羽が一時的に曹操に降っていた時期に書いたものとされる。これらの手紙は、関羽の生涯において「汚点」ともいえる曹操への降服をかばい、「汚点」をぬぐうために、関羽を崇拝する者によって作られたと考えられる。