サトウ ススム
Sato Susumu
佐藤 晋 所属 二松学舎大学 国際政治経済学部 国際経営学科 二松学舎大学大学院 国際政治経済学研究科 国際政治経済学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1999/06 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | 戦後日本外交の選択とアジア秩序構想 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 慶應義塾大学法学研究科『法学政治学論究』 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (第41号),165-195頁 |
概要 | 〔概要〕本稿では、終戦直後の時期、日本が中国の大国化を支援する事で、アジアの地位上昇、日中「提携」関係の設定を基礎にして自らの国際的地位の回復を図っていたことを明かにした。この点で主要な政策手段となったのが日本人技術者の残留による経済協力であった。しかしこのような戦後日本の外交上の選択肢は、アジア諸国に戦時の日本の影響力を維持し、ひいては「帝国の復活」を目指す一面を有しており、中国などのアジアの当事国及びアジア太平洋からの日本勢力の払拭を目標とする米国の強硬な反対により頓挫した。 |