マツウラ フミコ   Matsuura Fumiko
  松浦 史子
   所属   二松学舎大学  文学部 国文学科
   二松学舎大学大学院  国際日本学研究科 国際日本学専攻
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2013/03
形態種別 その他
標題 出版物
鎌倉の禅寺に、道教の神々をみる-伽藍神・十王
執筆形態 単著
掲載誌名 『神奈川文学散歩』
掲載区分国内
出版社・発行元 新典社
巻・号・頁 19-24頁
概要 近年、美術的見地からの研究が進む中国の民間宗教・道教の十王・伽藍神について解説した。例えば、中国では既に逸してしまった古いタイプの伽藍神など、現在、日本の鎌倉の禅寺にのみ現存する稀少な道教図像・彫刻例を中心に、最新の研究成果を踏まえつつ、その歴史的・今日的意義を明らかにし、鎌倉五山禅宗文化に見る中国道教文化の一端を示した。掲載図像については、文化庁・鎌倉国宝館・建長寺・円応寺などの取り計らいにより、実物の調査が可能となった。執筆に当たっては、大阪市立美術館主任学芸員齋藤龍一氏の査読を得た。(※齋藤氏は日本初の道教美術展「道教の美術TAOISM ART」の企画者、及びその図録【松浦業績②】の編者。)