ヤマグチ タダヨシ
Yamaguchi Tadayoshi
山口 直孝 所属 二松学舎大学 文学部 国文学科 二松学舎大学大学院 文学研究科 国文学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/10 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 文豪アンドロイドに感じるリアリティと事前知識・信念の関係性の検討 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 知能と情報 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本知能情報ファジィ学会 |
巻・号・頁 | 31(5),852-858頁 |
総ページ数 | 7 |
著者・共著者 | 高橋英之、伊豆原潤星、改田明子、山口直孝、境くりま、小山虎、小川浩平、石黒浩 |
概要 | コミュニケーションを円滑に行う上で、相手に対する事前知識や信念を互い有し、それを振舞いや発言にトップダウンに利用することは重要である。その一方で、多くの人間とロボットのコミュニケーションにおいては、ロボットに関する事前知識や信念を人間側が持っていないことが多い。本論文では,事前知識や信念が人間とロボットのコミュニケーションに及ぼす影響を調べるために、著名な文豪である夏目漱石のアンドロイドを用いて、被験者が“夏目漱石”や“ロボット”、“人工知能”に対して有している事前知識や信念がどのように“漱石アンドロイドとのコミュニケーション”に対する印象に影響を与えるのかを調べた。その結果,“夏目漱石”に対する事前知識は緩く漱石アンドロイドとのコミュニケーションにおけるリアリティと関連する一方、それ以上に“人工知能”に対する畏怖の念が強く漱石アンドロイドのリアリティと関連していることが分かった。 |