ソウトメ タダシ
Sotome Tadashi
五月女 肇志 所属 二松学舎大学 文学部 国文学科 二松学舎大学大学院 文学研究科 国文学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/06 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | 『無名抄』「我与人」考 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 磯水絵編『論集文学と音楽史』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 和泉書院 |
巻・号・頁 | 485-497頁 |
総ページ数 | 13頁 |
概要 | 鴨長明が著した歌論書『無名抄』の一章段において、長明が描き出した歌合に対する当時の人々のとらえ方を考察した。伝本によっては「小因幡歌事」と記されるこの章段の中で、歌合での和歌を批評している人々の考え方の背後に、当時の歌合判詞に見える女房歌人に対する人々の捉え方が反映していることを、他の歌合の例も挙げて立証した。長明はそのことも十分に理解した上で師の俊恵の言説と共に書き残そうと意図したと結論づけた。 |