コクボ キンヤ
Kokubo Kinya
小久保 欣哉 所属 二松学舎大学 国際政治経済学部 国際経営学科 二松学舎大学大学院 国際政治経済学研究科 国際政治経済学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/07 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | マルチレベル解析による日本の大手企業の経営者キャリアが経営成果に与える影響に関する実証研究 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 戦略経営ジャーナル |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 国際戦略経営研究会 |
巻・号・頁 | 7巻(2号),97-113頁 |
総ページ数 | 16 |
担当区分 | 筆頭著者,責任著者 |
著者・共著者 | 小久保欣哉 |
概要 | 戦略経営の研究において、これまで日本の伝統的な大手企業では売上高は高まるものの経常利益率が一貫して低下しているという戦略不全の論理が指摘されてきた。そこで本研究では高い経常利益率を獲得する要因として経営者就任年数を挙げて実証分析を行った。分析にはTopix500社のうち、創業企業、同族経営企業を除く446 社の有価証券報告書記載のデータをもちいた。結果、日本の伝統的な大企業において、経常利益率の高さには経営者の就任年数の長さが影響を与えていることが明らかになった。また、マルチレベル解析の結果、(1)存続年数が短い産業下、及び(2)成長率が高い産業下では、経営者就任までの年数の長さは売上高に正の影響することが示唆した。 |