オシノ ヒロシ   Oshino Hiroshi
  押野 洋
   所属   二松学舎大学  国際政治経済学部 国際政治経済学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1987/02
形態種別 研究論文 
標題 演技者と没落―ケラーの『恋文濫用』―
執筆形態 単著
掲載誌名 Spuren野村先生退官記念論文集刊行会
掲載区分国内
出版社・発行元 三修社
概要 ノヴェレという文学形式上のジャンルから、ケラーの「恋文濫用」には中心点が欠けている、との否定的な指摘がなされてきた。だが、まさにこれによって、即ち、二組の夫婦を、諷刺やイロニーを織り込み、並置し乍ら描出することによって、作者ケラーの創作の基調である「教育的なものを詩的なものに溶け込ませる」という意向が具現されているのである。