イトウ シンタロウ   Ito Shintaro
  伊藤 晋太郎
   所属   二松学舎大学  文学部 中国文学科
   二松学舎大学大学院  文学研究科 中国学専攻
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2019/09
形態種別 研究論文 
標題 洪邁と関帝信仰――『容斎四筆』巻八「寿亭侯印」を手がかりに――
執筆形態 単著
掲載誌名 狩野直禎先生追悼 三国志論集
掲載区分国内
出版社・発行元 三国志学会、汲古書院(発売)
巻・号・頁 209-230頁
総ページ数 22
概要 『容斎四筆』巻八「寿亭侯印」を手がかりにして、著者洪邁の関帝信仰に対する態度を考察した。南宋期に相次いで出現した「寿亭侯印」を実物でないとする洪邁の分析は冷静で客観的だが、同じ結論を出す後世の知識人のような関帝に対する信仰心は感じられない。かかる洪邁の態度は同時期の知識人と共通し、特別なものではなさそうに見えるが、洪邁の経歴に目を向けた時、自身や家庭が南宋の脅威であった金によって不幸に見舞われたことから、軍神とされる関帝への不信感や怨みがあったことが看取される。