イトウ シンタロウ
Ito Shintaro
伊藤 晋太郎 所属 二松学舎大学 文学部 中国文学科 二松学舎大学大学院 文学研究科 中国学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/10/10 |
形態種別 | 研究論文(大学,研究機関等紀要) |
標題 | 関羽の視覚的特徴の形成と受容 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 二松学舎大学人文論叢 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 二松学舎大学人文学会 |
巻・号・頁 | 113,65-81頁 |
総ページ数 | 17 |
概要 | 『三国志演義』(以下、『演義』)における関羽の視覚的特徴のうち、正史『三国志』に見えるのは「美髯」のみである。それ以外は『演義』成立までに徐々に関羽の視覚的特徴として加えられた。本稿はまず『演義』における関羽の視覚的特徴の由来や背景を確認する。次いで『演義』のそれが関羽の視覚的特徴のスタンダードとして普及すると同時に、実はそれをもって関羽の視覚的特徴の完成にはならなかったことを指摘する。以上を踏まえて、最後に『演義』を超えた関羽像の変遷の意味するところを考察する。 |