サコダ(クレ) サチエ   SAKODA(KURE) Sachie
  迫田(呉) 幸栄
   所属   二松学舎大学  文学部 国文学科
   二松学舎大学大学院  文学研究科 国文学専攻
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2008/02
形態種別 研究論文 
査読 査読あり
標題 地の文につかわれる「してしまう」について-具体的な場面描写につかわれるばあいを中心に-
執筆形態 単著
掲載誌名 日本文学研究
掲載区分国内
出版社・発行元 大東文化大学日本文学会
巻・号・頁 (第47号),109-96頁
概要 本稿は呉(2007年01)と(2007年03)につづくものである。「構文論的な統一体」とよんでいた単位を「文連続」にあらため、この単位の必要性を論じた。本稿は、1人称と3人称小説の地の文で、かつ具体的な場面描写における「してしまう」の使用が、「してしまう」文が存在する文連続内において、「しめされている一定の根拠(文脈)にささえられている、(かたり手の評価による、登場人物=動作のし手の)実現された動作の強調」にもちいられることをあきらかにし、これまでの規定を一層確かなものにした。
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