タナカ マサキ   Tanaka Masaki
  田中 正樹
   所属   二松学舎大学  文学部 中国文学科
   二松学舎大学大学院  文学研究科 中国学専攻
   職種   教授
発表年月日 1989
発表テーマ 北宋期の思想に於ける『中庸』と『皇極』 ―蘇軾を中心に―
会議名 第38回 東北中国学会大会
学会区分 全国学会
単独共同区分 単独
概要 学会発表
北宋期には、「中庸」に関する論著、及び『尚書』に由来する「洪範」「皇極」論が数多く見られる。本発表では、そのうち北宋を代表する士大夫の一人である蘇軾の論を取り上げ、この「中庸」と「皇極」という、元来異なる背景を持つ概念を有機的に結合し独自の思想を構築していることを示すとともに、同時代の契嵩らの論との比較を行った。