タナカ マサキ
Tanaka Masaki
田中 正樹 所属 二松学舎大学 文学部 中国文学科 二松学舎大学大学院 文学研究科 中国学専攻 職種 教授 |
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発表年月日 | 2009/09/20 |
発表テーマ | 「唐甄の悦びの哲学」 |
会議名 | 「唐甄思想の現代的意義国際シンポジウム」(二松学舎大学東アジア学術総合研究所) |
学会区分 | 研究会・シンポジウム等 |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 二松学舎大学 |
概要 | シンポジウム発表 明末清初の思想家唐甄の特徴ある思想として「悦入」がある。これは、「主静」や「主敬」などの宋学的修養によっては解決できない「憂恚之疾」の原因を解消する心の在り方である。人は日常生活に於いて心に「宜しからざる」ことが多く「宜しき」ことは少ないが、この「宜」は必ず心の「悦」なる状態の時である。しかし「悦」は外の現象(外物)のうちにあるのではなく、とりもなおさず心に存するものである。この「入道之門」と捉えられる「悦」について、『潜書』を資料として論じた。 |