タカハシ アツノブ
takahashi atsunobu
髙橋 篤信 所属 大阪信愛学院大学 看護学部 看護学科 職種 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 精神科閉鎖病棟で精神看護学実習を行った学生の学びの特徴 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 宝塚大学紀要ARTES |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (No.29),201-208頁 |
担当範囲 | 研究計画書、調査、集計、分析、論文執筆 |
著者・共著者 | 共著:髙橋篤信,美王真紀 |
概要 | 精神科閉鎖病棟で実習を行った学生の学びの特徴を明らかにした。同意の得られた学生6名の実習記録を対象として、質的に分析を行った。結果として、121のコードから≪自分の持つイメージと病棟で出会った患者のイメージとの違い≫≪患者の立場に立って感じたこと≫≪拘束体験から学んだ看護師の役割≫≪患者の言動から見えてきた患者の姿≫≪看護学生としての迷い≫≪自分を振り返る≫≪学び≫≪学びの後の行動≫の8つのカテゴリーが抽出された。精神科閉鎖病棟で実習を行った学生は、自らをケアの道具として最大限に活かし、患者をありのままを受容することの大切さを身をもって体験していた。しかし、精神障害者と関わることができるようになった学生から、患者の退院に対して自発的な発言は少なかった。
そこで、退院後の患者の生活をイメージしやすいよう、より具体的、現実的に、実習場面を用いた指導が必要であると考察した。 |