アシタカ アツオ
ashitaka atsuo
足高 壱夫 所属 大阪信愛学院大学 教育学部 教育学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/10 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 「同輩集団についての先行研究の再検討―大阪・泉州地域にみられる「トモダチ」を手がかりとしてー」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『人と環境』 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | Vol. 12,87-95頁 |
概要 | 「意気投合」により結成される「インフォーマルで任意な」小集団である同輩集団が、どのような社会構造をもった地域で、どのような役割を果たしているのかを、大阪府岸和田市阿間河滝の「トモダチ」を手がかりに検討した。そしてこの地域でみられるトモダチの基本的性格を明らかにし、それとともにその先行研究の再検討を行った。 その結果、トモダチは講組型村落構造のなかで形成される講であり、地域社会の構造は個人を編成単位とすること、結成の目的は非日常的・非定型的な相互の助力を生涯にわたって行う制度化されたものであることが明らかになった。またトモダチにみられる「同心性」は小集団結成の原因ではなく結果であると指摘した。 |