アキヤマ マサコ
akiyama masako
秋山 正子 所属 大阪信愛学院大学 看護学部 看護学科 職種 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/04 |
形態種別 | その他 |
標題 | (研究費の取得状況)科学研究補助金 在宅療養者と家族のQOLに影響するレジリエンスの解明と在宅療養支援モデルの構築 |
執筆形態 | その他 |
掲載誌名 | 学術研究助成基金助成金(基盤研究C)課題番号:15K11831 |
掲載区分 | 国内 |
著者・共著者 | 共著者:新田紀枝,久山かおる,秋山正子,阪上由美,宗岡千晴 |
概要 | 平成27年4月~平成31年3月 在宅療養者のレジリエンス尺度を検討することを目的とし、質問紙調査を行なった。平成28年5月~10月、訪問看護利用あるいは外来診療を受けている者397名に、無記名、自記式の質問紙調査を行った。調査内容は対象者の属性、レジリエンス項目、外的基準としてRosenbergの自尊感情尺度(日本語版)、精神的回復尺度(感情調整)、日本語版ソーシャルサポート尺度である。有効回答は215名(54%)であった。性別は男性126名(59%)、年齢は60歳代以上178名(83%)、独居が39名(18%)、要介護認定53名(25%)、訪問看護利用者33名(15%)であった。因子分析の結果、レジリエンスは3因子『療養者の周囲からの支援』『療養者の内面の強み』『療養者の対処する力』(各5項目)から構成された。各因子と全体のCronbachのα係数は.85~.93、内容妥当性は複数の在宅看護学研究者、外来看護師、訪問看護師と確認した。各因子と外的基準との相関係数は.2~.7の相関が認められた。以上より、本尺度は信頼性、妥当性が確保されており、在宅療養者のレジリエンスを評価する尺度として使用できると考えられる。 |