アラキ マサユキ
araki masayuki
荒木 雅之 所属 大阪信愛学院大学 教育学部 教育学科 職種 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 幼児のとび箱運動における「開脚とび」に関する研究 :オノマトペによる効果に着目して |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 人と環境 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 大阪信愛女学院生命環境総合研究所 |
巻・号・頁 | Vol.8,13-22頁 |
概要 | 体育指導において子どもたちの運動能力や運動経験、運動感覚に大きく左右され、子どもたちが説明を理解しているのにも関わらずパフォーマンスを発揮することができない子供たちが多い。そこで本研究は、開脚とびを跳ぶことのできる子どもを熟練者とし、跳ぶことのできない子どもを未熟練者として、 オノマトペの効果を明らかにするために各被験者をモルフォロギー的観点から比較考察を行い、以下のことが明らかとなった。 開脚とびを実施する際にオノマトペを活用することで、着手位置が前方に改善され、第1空中局面を生み出すことができた。しかし、踏み切り局面及び突放し局面においては、運動の改善は見られず、未熟練者の跳躍成功には至らなかった。 今後は、「トン」という特定のオノマトペに留めるのではなく、子どもたちの運動学習活動の中で様々なオノマトペによる運動実施を行わせ、 ロイター板での踏み切り動作の技術向上、また、突放し動作を段階的に学習し、身につけていく必要がある。 |