ヒガシモト ヤスエ
higashimoto yasue
東本 康栄 所属 大阪信愛学院大学 教育学部 教育学科 職種 助教 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/10 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 「なぜ図画工作を学ぶのか」についての一考察 -小学6年生が探究した図画工作の意義を通して- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 論文集「人と環境」(2019) |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 大阪信愛生命環境総合研究所 |
巻・号・頁 | Vol.12,77-85頁 |
概要 | 新学習指導要領が平成29年に告示されたが、その改訂の過程で、芸術系教科・科目をなぜ学ぶのかという実感が、教員・子供たちの意識として弱いのではないかという指摘がなされた。そこで、小学5~6年の2年間かけて試みた「なぜ図画工作を学ぶのか」という探究授業の実践やアンケートの結果についてまとめた。その結果、児童各々がこの教科の中で何を学んでいるのかを常に模索し考えて活動することで、教科に対する学びの意識が高まることが分かった。つまり指導者は、児童に何を身につけさせたいのかを想定した上で創造する楽しさの質を高める題材と児童たちの学習過程に重点を置いた授業展開が求められ、作品主義や放任的な授業から脱却する指導への意識改革が問われている。 |