タカイ アキノリ
takai akinori
髙井 明徳 所属 大阪信愛学院大学 教育学部 教育学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1988 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | Production and chromosomal features of triploid hybrids between Rhodeus ocellatus ocellatus and Acheilognathus limbatus (Cyprinidae, Pisces).
(タナゴ類2種の間の3倍体雑種の作出と染色体上の特徴) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Proceedings of the Japan Academy |
巻・号・頁 | 64巻B,225-228頁 |
担当範囲 | 実験、データ分析、論文執筆 |
著者・共著者 | Ojima Y. Takai A., Yamamoto K. |
概要 | タイリクバラタナゴのメスとアブラボテのオスを交配し、受精卵を低温処理することにより異質3倍体を作成するのに成功した。染色体を分析し、その特徴を分析した。rRNA遺伝子の局在部位である核小体系性部位(NORs)の分析ではメス由来のNORsのみが発現していることを発見した。雑種において、一方の種のみの遺伝子が発現することが知られるが、その本質を解明する上で今後の研究が期待される。また、タナゴ類では同質倍数体だけでなく異質倍数体も作成することができることを示し、染色体工学や遺伝子発現の研究にタナゴ類は良い材料であることが示された。 |