タカハシ アツノブ
takahashi atsunobu
髙橋 篤信 所属 大阪信愛学院大学 看護学部 看護学科 職種 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/11/20 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 繁華街の若者におけるHIV感染リスク行動とコンドーム不使用の理由~クラブ調査の結果より~ |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本エイズ学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 20(4),508頁 |
著者・共著者 | 松高由佳,大串晃弘,高橋篤信,合田友美,日高庸晴 |
概要 | 本研究の目的は、繁華街の若者男女における性行動の実態とコンドーム(ゴム)不使用の理由について検討することである。2017年12月~翌年1月、大阪市内のナイトクラブに入店した20歳以上を対象にスマートフォンまたはタブレット端末で回答するオンライン型無記名自記式調査を実施。847件の回答のうち、有効回答数は819件、平均年齢24.2歳(SD=3.7)。過去6か月間の挿入時のゴム常用率は51.5%、(男性54.9%、女性46.0%)、女性では相手人数が増えるほどゴム常用率は低下し、男性は「10人以上」になるとゴム常用率が低下した。過去6カ月間のセックスで挿入時ゴムを使用しなかった経験のある者にその理由を尋ねたところ(複数回答)、男性は「気持ちいいから」が他の項目に比して非常に高く(55.7%)、主に快感を求めることが性的リスクと関連する傾向が示された。一方、女性は「手元になかったから」が最も高く(32.0%)、「気持ちいいから」(27.3%)は第2位、「つけようと言えなかった」(16.4%)が第3位と、予防行動における受動性も性的リスクと関連する傾向が示唆された。 |