タカイ アキノリ
takai akinori
髙井 明徳 所属 大阪信愛学院大学 教育学部 教育学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2002 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 女子短期大学生のゴミと環境に関する意識と行動 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 生活衛生 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 46巻,91-100頁 |
担当範囲 | 調査、データ分析、論文執筆 |
著者・共著者 | 高井明徳,松尾一廣,垣本充 |
概要 | 女子短期大学生のゴミ問題への意識と行動についての現状と問題点、今後を考察するために、女子短期大学生(1994年175、1998年143名)を対象に調査研究を行った。多くが環境問題に関して危機意識を持 っているが、関心は低く、注意を払うことも少ない現状であった。両年間の変化 はあまりなかったが社会状況の変化とともに意識や行動の高まりが示された。ゴミ問題や環境問題に対する意識と行動の関係については、身近な問題に関心を示すものほど行動に積極的で、特にリサイクルに積極的なことがゴミ問題に対して行動を伴った意識レベ ルに達していることを知る重要な指標になることが示唆された。家庭でのゴミの管理やリサイクルの関わりはほぼ母親に任された状態であった。今後、父親である男性を含む家族の意識改革や協力体制が課題であるが、家庭がゴミ問題改善へ向けての貴重な実践の場であり、そこに母親の意識と指導力果たす役割 の大きさを考えると、女子学生への環境教育は重要な意義を持つと思われる。 |