ナカノ サチコ
nakano sachiko
中野 幸子 所属 大阪信愛学院大学 看護学部 看護学科 職種 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/03 |
形態種別 | 学位論文(修士) |
標題 | 成人教育の点からみた「自ら学ぶ」学習支援のあり方
―3年課程看護専門学校の看護教員の調査から―<修士論文> |
執筆形態 | 単著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 大阪教育大学大学院 |
総ページ数 | A4縦型 総102頁 |
概要 | ・第1章は看護師養成制度の変遷と看護師養成機関の教育の現状と課題について述べた。
・第2章は概念枠組みの成人教育理論(自己決定・学習と経験・省察・意識変容の学習)を用いた学習支援のあり方を検討した。 ・第3章は看護教員197名に質問紙調査を実施した。 ・調査①では、看護教員は旧来の教育者主体から学習者主体への学びの認識と授業が展開されているかを明らかにした。結果、学習支援者としての最終段階である、学びの主体は学習者であるという第三段階の認識を持つ看護教員は、学習者の主体性を促す活動を最も積極的に実践していた。しかし第三段階に至る看護教員の数は最も少なかった。 ・調査②では、アクティブラーニングの授業と、実習中のリフレクションやディスカッションの実践頻度を測った。結果、基本的な学生の主体的活動「書く」と「話す」は、約7割~8割が実践されていたが、アクティブラーニングの授業形態が深化した実践ほど頻度は減少した。実習ではアセスメントを重視し指導する知識重視型が最も多く、学生主体の学びが得られるカンファレンスは最も軽視されていた。また、リフレクションの実践頻度は高かったが、リフレクションを学びとして深めるリフレクションステップを理解し実践している看護教員は少なかった。 ・第4章は本研究のまとめとこれからの課題を示した。A4縦型 総102頁。 |