マツオ ヒロヤ   matsuo hiroya
  松尾 博哉
   所属   大阪信愛学院大学  看護学部 看護学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2008
形態種別 研究論文(学術雑誌)
標題 hCGによるモニタリングの実際
執筆形態 共著
掲載誌名 産科と婦人科
掲載区分国内
巻・号・頁 76,267-270頁
著者・共著者 松尾博哉
概要 ヒト絨毛性ゴナドトロピン(human chorionic gonadotropin:hCG)は,α,β,2つの相異なるサブユニットの非共有結合により形成される分子量約3万8千の糖蛋白ホルモンで,その測定は,妊娠の診断と予後の判定ならびに絨毛性疾患の診断,治療とその効果判定において極めて重要である.また,絨毛性疾患のほか,子宮,卵巣,肺,消化管,膀胱の悪性腫瘍においてもhCG異所性発現がみられることがあり,それらの腫瘍マーカーとしても用いられる.hCGの生物学を解説し,次いで,妊娠初期の異常である絨毛性疾患ならびに異所性妊娠におけるhCGモニタリングの意義と実際について解説している.