マツオ ヒロヤ   matsuo hiroya
  松尾 博哉
   所属   大阪信愛学院大学  看護学部 看護学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2010
形態種別 研究論文(学術雑誌)
標題 血中ホルモンの測定とその臨床的意義
執筆形態 共著
掲載誌名 産婦人科治療
掲載区分国内
巻・号・頁 98,488-492頁
著者・共著者 松尾博哉
概要 血中ホルモン測定は排卵障害や不妊症、ホルモン産生異常の診断や治療・管理に必要である.その測定値は性別,年齢,性周期などにより変動がみられるため、検査する時期や測定法,さらに測定キットによる基準値の違いなどを考慮することが大切である.また、臨床的には、ホルモン値の評価や意義は、経膣超音波断層法による卵巣の形態(卵胞径,数)・子宮内膜の形態(萎縮・増殖・分泌像),頸管粘膜の性状,基礎体温表(BBT)の変化などとともに総合的に評価する必要がある.
婦人科領域においてしばしば基礎値の測定が行われるホルモンの特性、血中濃度、臨床的意義について述べ、次いで、月経異常や排卵障害の病態解明の過程で潜在的な異常を検討する目的で実施される各種ホルモン負荷試験を解説している。