ヒガシモト ヤスエ   higashimoto yasue
  東本 康栄
   所属   大阪信愛学院大学  教育学部 教育学科
   職種   助教
発表年月日 2020/05
発表テーマ 幼小の表現の比較から① ―絵本・言葉から音へのイメージ化を通して―
会議名 第60回日本保育学会(未開催、発表のみ)
学会区分 全国学会
単独共同区分 共同
開催地名 奈良県
概要 本稿では幼稚園5歳児と小学校1年生対象に、イメージ形成の特徴を明らかにする。絵本を見てつけたオノマトペと、絵本を見てつけた楽器の音を比較検討した。子どもたちがイメージして考えた言葉が擬音語であると楽器の音をつけやすく、擬態語であると難しくなる。幼児は絵を動画的に捉えて、オノマトペや楽器の音をつけること、そして動きの時間の幅を示すことが困難であるのに対して、小学校の児童はそれらを言葉や音で表現した。子どもがどのように音をつけるかは、どのような材質をイメージするかによって変化する。より豊かな経験をすることが、具体的な材質のイメージをいだきやすくする。