アキヤマ マサコ
akiyama masako
秋山 正子 所属 大阪信愛学院大学 看護学部 看護学科 職種 講師 |
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発表年月日 | 2017/03 |
発表テーマ | 在宅医療を受ける高齢者の季節変動に伴う血圧・ 腎機能変化に関する検討-OHCARE研究(査読付) |
会議名 | 第81回日本循環器学会学術集会 |
学会区分 | 全国学会 |
開催地名 | 石川県立音楽堂 他、金沢市 |
発表者・共同発表者 | 共著者:糀屋絵理子,樺山舞,坂上和子,黄雅,井上貴子,秋山正子,山本真理子,樂木宏実,神出計 |
概要 | 在宅医療を受ける高齢者において季節変動に伴う血圧・腎機能の変化の実態を調査しその傾向を把握することを目的とした。在宅訪問診療を受けている65歳以上の患者のうち初回と6か月後調査で夏季、冬季に調査を行なった78名(平均84歳)を対象とした。診療記録より情報を収集し、季節変動と血圧、腎機能、電解質の変化を解析した。sBP、dBPの平均値は夏季122.4±17.4/65.4±10.1、冬季124.5±20.1/68.4±10.0と冬季が高く、dBPにおいては統計的に有意であった(P=.007)。冬季sBP140をカットオフとすると、血圧高値群でsBP、dBP共に有意差が認められた。採血データではCreで夏季の方が有意に高かった。Naは夏季の方が高く、Kは冬季の方が高かった。これらの変動を把握した上で、医師や訪問看護師は、患者個々に最適な治療、ケアを検討する必要がある。 本人担当部分:研究計画、データ収集(クリニックでの調査)、データ入力、Accessデータの整理、解析検討 |